信州FOOD記

旬を食べる〜信濃町のもろこし街道〜

直売所が点在する通称「もろこし街道」。これからの季節、観光客で賑わいます

これ目当てに来る人も多い「焼きもろこし」。取れたてのトウモロコシを焼くと、更に香ばしくなります

直売所のそばのトウモロコシ畑。たくさんの実がなっていました

 野菜の宝庫、信州。やはり、「旬」の野菜を食べられる醍醐味があります。

 毎年7月末になると“待ってました!”とばかりに必ず行ってしまうところがあります。信濃町の通称「もろこし街道」です。もろこし街道は、県道36号線(戸隠街道)沿いに立ち並ぶ農産物の直売所が集中するエリアのことをいい、7月下旬から8月下旬まで、美味しい焼きもろこしを食べることができるのです。

 東に斑尾山、西に黒姫山、南に飯綱(縄)山と戸隠山、北に妙高山という北信五岳に囲まれている信濃町。山から流れる清水と有機質の火山灰土が穀物の栽培に適しており、作物の糖度を上げる昼夜の寒暖差も十分にあることから、県内でも有数のトウモロコシ産地になったのです。

 7月下旬にトウモロコシの収穫がはじまると、もろこし街道沿いの直売所で一斉にトウモロコシの販売がはじまります。同時に、焼きもろこし目当ての地元の人たちや観光客で賑わいます。トウモロコシ畑も点在する中、数件ある直売所は、週末やお盆休みには人が溢れるほど。イートインスペースではお茶と漬物のサービスもあり、焼きもろこしをゆっくり味わうことができます。

 焦げ目のついた焼きもろこしは香ばしく、かじりつくとプチっと実がはじけ、口の中に甘みが広がります。薄皮が歯に挟まる感覚もまた良し。トウモロコシはこれがないと(笑)。1本は多いかな?なんて思うなかれ。ペロリと食べてしまいました。このあたりでは、1本たのむと、半切れや小さいサイズのものがサービスでついてくるお店もあります。(食べきれない場合は持ち帰り用の袋がもらえます)

 甘みが凝縮したトウモロコシは、焼くことで更に風味が増します。車じゃなければ生ビールをクーーーーっと飲みたいところでした…。標高約700メートルの信濃町は真夏でも少し気温が低く、風もとても爽やか。出来立ての焼きもろこしを食べながら、爽快な夏の空気を感じてみませんか?

2015年7月24日


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