浅見帆帆子 未来は自由!

親と同じことを繰り返しやすい理由~ハワイより(2)

2018年2月12日

 

 先日、こんな質問がありました。

「自分が親にされたことと同じことを、自分の子供にもしてしまうのはなぜか。望んでいないのに、呪縛のように同じことを繰り返してしまっています」

 それは呪縛などではなく、単にそれを考えている時間が長いからです。

 今回のハワイ滞在中に、私も同じことを思いました。

 父がハワイ好きで、家族がハワイに行き始めたのが私が9カ月の頃。あれ? そう言えば、今の私の息子と同じじゃない? はからずもまったく同じ月齢だったため、そこからいろいろなことを思い出し始めました。

 「母は当時、現地で離乳食をどうしていたのだろう?」とか、「着いたらすぐにベビーサークルを買いに行かなくては……あ、アマゾンUSAで注文しておけばいいわ……」「あの頃、仲良くしていた人たちは今どうしているだろう?」などと考えているうちに、なぜか今回の滞在先が、私が当時住んでいたコンドミニアムのすぐそばになりました。

 「これまでのホテルではキッチンがないので小さな子供連れには不便……どこのコンドミニアムにする?」と夫と話していた数日後、食事をした友人から、最近建った新しいコンドミニアムを紹介されたのです(例によって、こちらからハワイの話をしたわけではありません)。そこはこの数年、再開発されているエリアで、聞けば聞くほど気持ちが動きました。その提案がなければ、いつも泊まっているホテルのエリアになる流れだったのです。

 当時と同じ月齢の子供を抱えて、当時のすぐ近くのコンドミニアムに泊まり、息子のためにイルカを見に行った帰りに「明日はホノルルZooだね」なんて話していたとき、「……結局、親と同じことをしている(笑)」と思ったのです。

 それについて考えている時間が長ければ、当然です。良い思い出であれば楽しく思い返すことが多いし、「あれだけは避けたい」という場合も、「避けたい」と思うたびに、その事柄を何度も思い返しているはずです。

 つまり、マイナスの意味で「親にされた○○が原因で、自分は今こうなってしまっている」という状態は今日から変えることができる……それについて考えるのをやめればいいのです。

 過去に受けたことをほじくり返してもなにも解決しないので、「もうどうでもいい!」と決める、それよりも、今日から自分が望んでいるほうに意識を集中させていけば良いのです。(390回、毎週月曜に配信)

☆浅見帆帆子(あさみ・ほほこ)著書に『変化はいつも突然に……毎日、ふと思う(16) 帆帆子の日記』(廣済堂出版)など累計部数450万部を超す作家・デザイナー。メルマガ「浅見帆帆子の宇宙につながる話」が「まぐまぐ大賞2017」「こころ部門」で1位を受賞。公式HP:www.hohoko-style.com


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