浅見帆帆子 未来は自由!

同窓会のある意味は?

2017年9月11日

 

 小学校の同窓会がありました。6年(卒業)の時のクラスだけではない学年全体(約120人)の同窓会は、十数年ぶりです。

大学までエスカレーター式なので、ほとんどの人の成人した様子は知っていますが、それでも途中でドロップアウトした人や、社会人になってから音沙汰のない人もいるので、やはり懐かしい……「あの人誰? 先生? あ、違うか……笑」というくらい変わり果てた人は、さすがにまだいませんでした(笑)。

 それにしても、同窓会というのは一体なんのためにあるのでしょう? 昔を懐かしむため? 昔の友人との関係を復活させるため? 仲間との絆を再確認するため?

 思い出に浸るのもたまにであればいいですが、いつまでも過去に生きるのではなく未来の話をしたいものです。昔の友人との関係は大切ですが、本当につながりたい人とは同窓会がなくてもすでにつながっています。同じ学校に通っていたという絆はかけがえのないものですが、それだけを理由につるむのはちょっと残念……(笑)。

 社会人になって20年近く経つと、それぞれの人の社会での歩み(成果?)が見えてきています。“あの子がこんなふうになるなんて思ってもいなかった”という人は実はあまりいなくて、小学生の時のことをよく思い返してみると、あの頃からその「芽」はあった……当時は他のなにかに紛れていたり、それがその人の一番の特徴というわけではなかったけれど、その予兆はしっかりとあって、成長につれてその部分が拡大しただけのような気がしました。

 たとえば当時から妙に肝の据わっていた子は、今もユニークで独自の生き方をしているし、今なんとなく皮肉屋の人は、思い返してみると当時から物事を斜めに見る子でした。真面目で固かった子は、真面目で堅い仕事についていたし、「こういうことが好き」とはっきり口にしていた子は、今もそれに携わった仕事をしていました。

 当時の言動の結果が、今、きちんと表れている……。

 それを見ていると、明日からの毎日に対して新しい気持ちになりました。……そう、同窓会はこのためにあると思います。明日からの毎日に、新しい気持ちで臨むため。

 今日の自分の意識、言動が十数年後の未来を創っているとすれば、ますます自分の望むことに意識を向けたいと思います。

 それにしても、昔も今もちょっと皮肉っぽい人に、「ねえねえ、どうしてそんなにひねくれちゃってるの? 笑」なんてズバッと言えるところが、昔からの付き合いの良いところですよね……(笑)。(370回、毎週月曜に配信)

☆浅見帆帆子(あさみ・ほほこ)著書に『変化はいつも突然に……毎日、ふと思う(16) 帆帆子の日記』(廣済堂出版)、『出逢う力』(宝島社)など累計部数450万部を超す作家・デザイナー。公式HP:www.hohoko-style.com


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